こんにちは近藤です。
この記事では2018年8月のコアアップデートのSEO変動について詳しく記しています。
※情報は2018年8月10日現在の情報となります。
※まだ変動後1ヶ月程度なのでほんとただの仮説と理解していただいてお読みいただければ幸いです。
後半に現段階の対処法も載せています。
目次
物販中心に置きた変動
2018年8月の変動を簡単にまとめると物販を中心に置きた変動になります。
- ○○サプリ
- ○○コスメ
などを始めとしてアイテム、商標周りの変動が大きかったように感じます。
私たちの周りでも2000万ぐらい落ちたという組織のアフィリエイターや、600ぐらいやられたという法人アフィリエイター。
せっかく100超えたのに一気にゼロになったという個人アフィリエイター。
案件ジャンルが偏っていた人を中心に売上を落としています。
落ちた人もいれば上がった人もいる
と、思えば逆に上が飛んだので必然的に上がった。
結果的に報酬が伸びたという人もいます。
で、見ていてわかると思いますが物販だと
- amazon
- 楽天
- ヤフーショッピング
- 公式
などに多く抜かれているのではないでしょうか?
少しその辺りについて触れておきます。
なぜ楽天、amazon、公式に抜かれた?
トラフィックの最終着地だからです。
a8のセミナーでもお話しましたがグーグルは日本語は理解できない。
やってることは、限られたサーバーに膨大なワードの登録しておいてそれを高速処理しているに過ぎません。
だから、日本語の意味を解釈して答えを返しているわけじゃありません。
この前提において、
じゃぁ何を持って公式サイトと判断しているのか?という話です。
- 権威性だろ?
- 話題のEATじゃないの?
と思ったのであれば、
ちょっと業界に毒されているのでは?
と思います。
特に
- YMYL
- EAT
- カニバリ
このあたりの言葉が大好きなコンサルっぽいの人達の意見ってどうなんだろー?って話です。
実際、サイト作って検証してんの?あなた?
って話です。
私が知る限り、アフィリエイターの方が遥かに結果がありますし、日々最前線にいます。
なんせ、
報酬が出なければ勤め人に逆戻りですから。
そこには私を含め守るべき家族がいる人も当然います。
そんな中、
飛んだ!
飛ばなかった!
の気持ちの入れようが副業などとはまるで違います。
そんな死ぬ気で戦っている最前線の私たちアフィリエイターと
机上の空論で
- グーグルがー
- こういってたからー
- こういう文献あるからー
と安心安全で守られた世界から言いたい放題言う人達と相まみえるはずがありません。
そう考えても自称専門家っぽい人たちの意見はあまり真に受けないほうが良いのではないかなー?と思います。
情報として知ることは良いことですが頭の片隅においておくようになさってください。
全ての専門家がだめなわけじゃなく実績の見えない専門家が多くいるという意味ですね。難しいかもしれないですが、自己の経験で判断するしかないのではないかなと思います。
※お前はどうなんだ?という話ですが、手前味噌ですが、A8さんからお声をおかけいただいて中上級者向けにセミナーするぐらいのレベルはあります。
詳しくはこちら:A8フェスで講師をさせていただいたお話
何を持って権威性という?
医師免許をサイトに載せたら権威性が上がるのか?本当に?
例えば私が医者だとして、
私は医者です!
と名乗って記事を書いたとして何をどう持ってグーグルはそれが本当だと証明すると思いますか?
仮に医師免許をサイトに載せたとして、何を持ってそれが私の医師免許だとわかりますか?
- いくらでも画像加工で偽造できそうなのに?
- じゃぁ病院に問い合わせる?
- そんな暇なの?
- ドメインで判断する?
- comやjpの病院もあるのに?
そう考えるとどれも現実的ではないと思うわけです。
いつかネットが匿名じゃなくなったとしたら、それもできるかも知れないですが、日本だと難しいのではないかなーと思います。
もしくはいつかそれに変わる人物を証明する仕組みが入るか。
これなら技術次第ではあり得るかもしれません。
が、
だいぶ時間は掛かりそうですよね。
そう考えたとき。
2018年8月9月現在で行くとやはり、トラフィックの最終着地なんじゃないの?と言う話を片山と延々としてました。
トラフィック着地の例
例えば「葉酸サプリ」の事例。
今、ご自身で検索してみるとわかると思いますが、
1位からザーッとメモすると
- amazon
- 公式(エレビット)
- 公式
- 公式
- 楽天
- ヤフーショッピング
- 公式
- 公式
- 公式
- 公式(ベルタ葉酸)
みたいな感じですよね。
※検索時点で違うのは当然ですが、概ねこんな感じだと思います。
わたしの場合
例えば。
私が葉酸サプリを買おうと思えば、とりあえずAmazonで探します。
私は楽天、ヤフーショッピングよりAmazonが楽なんでそうしますが、葉酸サプリを買おうと思ったら、まずお気に入りからAmazonに飛んで「葉酸サプリ」と入れて調べてAmazon内で買うと思います。
もしくは面倒ならグーグルから
「葉酸サプリ Amazon」
と打つか。
どっちかです。
いずれにしてもAmazon内で買うのが楽なので多分、そうします。
ということは、この場合のトラフィックの最終着地はAmazonの商品ページになりますよね。
トラフィックの流れ的には
- クローム>
- お気に入り>
- Amazon内検索>
- Amazon内商品ページで終了
という私のトラフィックの流れをクロームやアンドロイドを使ってグーグルは認識します。
その後、統計学を組み合わせてユーザーの多くはこういう行動してるな?
と認識するわけです。
物販はショッピングサイトが強い
だから今は有名ショッピングサイトが上に来る。
※あくまでも現時点のアルゴリズムの話です。
そう考えると物販の場合は有名ショッピングサイトが強くなるのは簡単に説明可能です。
- Amazon
- 楽天
- ヤフー
などを始めとしてトラフィックが集まるショッピングサイト。
ここで買う人が一番多いんだから強くなる。
そういう話です。
で、一方、それ以外の公式サイトはなぜ上がっているのかというと、やはりトラフィック(アクセス)の最終着地で説明が付きます。
エレビット、ベルタ葉酸
例えば、エレビットはTVCMをしている超有名な葉酸サプリですが、TVCMをしている関係から、エレビットというワードの指名検索。
これが相当多いです。
しっかりとアド広告も回しています。
その結果、トラフィックの最終着地はエレビット公式ページ(ドメイン)になっています。
膨大なアクセスの着地点ということです。
一方、ベルタ葉酸
ご存知の通り数年前はアフィリで市場売れた葉酸サプリですが、
- アフィリエイターが山程アクセスを流した
- 最終着地はベルタ葉酸の公式ページ
となるわけですね。
今でも、そこそこ人気なのでアクセスは結構、流れていると思いますが、流石に上位の公式サイト同士で戦った時は、最終着地だけが勝負になるわけではないので、1ページ目後半から2ページめをウロウロしています。
ただまぁ
アフィリエイターアクセスの最終着地という点を考えると、売れる商品の公式サイトが上がるのも容易に想像できるはずです。
トラフィックの最終着地を見ることで
こんな感じで今回の変動は
- アマゾン
- 楽天
- ヤフーショッピング
- 公式
が上がったのではなくユーザーの最終着地をトラフィックベースに変えた結果。
ユーザーの行動ベースを強くした結果、他が落ちたので上がって見えるのではないか?
という話です。
検索結果がランキングサイトになっている
これは葉酸サプリと検索したときの検索結果上に俺たちグーグル様がランキングにしといてやったぞ?
- 広告
- ショッピングサイト
- 公式
- 公式
- ショッピングサイト
- 公式
こんな感じで上から順に人気ランキングだから、こっから買えな。
できれば広告からな。
こう言われている気もします。
続けてグーグル様は、
もしお前が口コミを知りたいなら「葉酸サプリ 口コミ」で検索しなおせよ?
いちいち「葉酸サプリ」で調べられるとサーバー負荷が高くなるから、最初から
- 葉酸サプリ 口コミ
- 葉酸サプリ 副作用
- 葉酸サプリ いつまで飲む
と自分で関連語を入れろな?いい加減学べな?
そう言われている気がします。
変動後も大きくは変わっていない
トラフィックの最終着地と言っても、結局、どこかからかリンクを張ってアクセスを流さないとだめなわけですから、結局、今も、
- 1記事の質(コンテンツ)
- アクセスがあるか(バックリンク)
の2点です。
これに加えて今回のアルゴリズム変動で
行動履歴を強めた結果、一部の検索結果でこうなったのでは?
※UX、行動観察といったりしますね。
という話ですね。
一部残った上位のアフィリサイトは
- SNS評価が高い(バックリンク強い)
- 中古ドメイン(バックリンク強い)
- 大型サイト(バックリンク集め方うまい)
です。
この集め方が上手です。
私達ができることは?
一番簡単にできることとしてはアクセスを流す記事を書くこと
あなたがどんなサイトを作っているかで若干、変わると思いますが、
基本的には、アクセスを取る記事、一般ワードの記事を入れて、頑張って上げたいワードにアクセスを流しましょう。
例えば、
血圧サプリ
でサイトを作っているなら
- 血圧のサプリ副作用大丈夫なの?
- 血圧のサプリ飲み合わせ気にしたほうがいい?
といった個別記事を足してしっかりとトップへアクセスを流す。
こういうイメージです。
既にこういう記事が入っているあなたはサーチコンソールでその記事にちゃんとそのワードでアクセスが来ているか。
そしてアナリティクスでそのアクセスがトップページに流れているか。
この辺りを確認すると良いのではないでしょうか。
返り咲けるワードもある
そうすることでワードによっては「楽天、amazon」も抜くことが可能だと思います。
物販でも一部ワードで上位にアフィリサイトが残っていることを確認できるでしょう。
そういうサイトはアクセスをしっかりトップに流しています。
多くの記事からの細かいアクセスも、そこそこの一般ワードも上がっている結果、ドメイン全体のアクセスと上げたいアイテムワードへしっかりアクセスが流せています。
その場合は、物を探している物販アイテムワードでも上る可能性は十分あります。
例、ドッグフードなど
ドッグフードのようにアクセスが流せる一般ワードの多いものは現段階では1ページ目にアフィリエイトサイトがいっぱいありますよね。
※葉酸もたくさんあるんですが、やっぱり相対評価なので1ページ目にアフィリサイトが入れないのだと思います。
ただ、8月の変動でアイテムワード(酵素ドリンクなどアイテムを指す言葉)そのもののパフォーマンスが少し落ちました。
ユーザーの行動履歴の結果どうしても、amazonや楽天などに勝てないこともあるからですね。
ストレートに言うと上がらないワードがあるのでは?ってことです。
じゃぁどうしよう?
それを考えると、
- そこを上げるために記事を足していくのか?
- 修正していくのか?
- それとも諦めて物販を控えて別のジャンルに行くのか?
※物販でも全部が来ているわけじゃないですが、今後、この方向が拡大するとすればやはり少し考え方は変える必要がありますよね。
このあたりを考えるとパフォーマンスの問題から一般ワードや他のワード、他ジャンルを狙った方が良いかも?
という話でもあります。
あなたの置かれた立場で考えてみてください。
それでは今後ともよろしくお願いいたします。
近藤